「越すに越されぬ大井川〜」
“箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川”
今回の“お題”、大井川ときたら、言わずと知れた『リニア中央新幹線』だ!
登場願うのは、「JR東海」「静岡県知事」 「公明党指定席の国交省」の3役者。
“じいじ”は、この3役者には“腹の立つことばかり”、故に、3役者のフアンの方々には、
ご容赦、ご勘弁のほど予めご了承ください。
⑴先ずは「JR東海過去の学習能力のない、先進的経営の才も無い公務員的“会社”だ。
大井川を交差してトンネルを掘れば、環境を破壊するとして反対運動が起きると予測
出来なかったのだろうか?……大井川を巡っ て80年ほど前の塩郷ダム建設にまつわる
“水返せ運動”を知らないとは言わせない。
⑵次に、「静岡県知事」……品川〜名古屋間を40分で結ぶ“リニア”、このルートのうち、
‘静岡工区’(8.9キロ)の地下400mのトンネル工事で‘湧水(ユウスイ、地下水)が出て大井川
の水量が減少するとして静岡県側が工事許可をださないのである。
そのうえ、 他の工区は着工されているのに、 もう、何年もの間、国交省-JR東海-静岡県
の三者が、 ツノ突き合わせ’ああでも無いこうでもない‘と揉め続けた末に、“宙ぶらりん
工事”になってしまったのだ。
更に四選を果たし、十数年間現職を続けてる知事が次期も立候補すれば、又も余裕で
当選するだろう(‘内心’はともかく県民のため大井川水量減防止に真摯に取り組む発言自
体は県民の心を捉えて県知事選挙を何度やっても余裕で勝ち抜いてるのだから)…………
………ここで‘内心‘と言ったのは、じいじの妄想かもしれぬが、静岡県内に、”リニアの
停車駅“作らぬJR東海への嫌がらせかなとおもったからだ。……………すると、この先
”リニア”はどうなるのだ?
⑶国交省は、一体、何をやってるのだ!日本の鉄道技術を世界にアピールすることになる
大工事だ。世界で初となる“リニア”の営業開始に成功すれば、リニア以外の通常の鉄道
や地下鉄の輸出の促進になるのだ。大所高所に立ってJR東海と静岡県の間で上手に取り
もっていくのが使命だろう。
ついでながら、ここ何十年“国交省”は公明党の指定席 に なってるが、おかしなことだ。
学会票”(こんな言葉があるのが問題だとおもうのだが) にお世話になってる自民党の公明
党 への せめてもの‘お返し’だと言う説がある。又、 自民党議員が国交相だった時、 業
者との癒着をこっぴどく世論に叩かれた記憶を拭えず、クリーンな公明党に席を譲った
ことがその後の悪しき慣習となったとの説も聞く。
そんな理由をいつまで続ける積もりなんだろうか。自民党の誇りはないのだろうか?
“クリーンが 売りの友党“ に任せぱなしでいいのか。………………それで、”日本国
土の安全”が保たれるのか。外国人に土地を買われ、東北-北海道の水源地の森、自然
保護すべき湿地帯に後の廃 棄 処分に困る’安い中国製太陽光パネルを張り巡らせる
のを放置していいのか?国交省の名の下で“全国的な国土の調査を願う。…………
…話しを戻そう。”国交省よ! 強きの姿勢で静岡県側に言ってやれ!“
❶河川法やら古臭い条文を盾に、弁護士のように”工事許可出さぬ正当性を延々と述べ
続けるがいい。 『静岡県内でほぼ完結するような案件なら県民-知事の総意で決
めるな らそれで良し』だが、コト、他県にまたがる、それも三つも四つもの県に
またがる案件だ!…………静岡県のみ反対でこのプロジェクト(一部着工済み)が、
オシャカに なったら、他県の“得べかりし利益”は一体どうなるのだ。と。
❷静岡県民よ、考えてくれ!……何も‘専制主義国家’ のように‘問答無用’で強行突破
しようとしてるわけでない、“識者会議”は言っている。『400m地下深く掘る
トンネルだ、湧水が出ると言っても、…大井川上流の流量、毎秒2トンの減少
だ。大井川右岸に12キロの導水トンネルを建設して‘湧水’を大井川に戻す』 と。
この流量減少の数字は、予想し得る最大の数字だ。総じて、市民生活に多大な
影響を与えるとは思えないし、なにしろ、400m地下を掘るのだから。
これだけ誠意を尽くし検討を加えても、ー科学的でない-水一滴も許さんーでは
お手あげだ。……何年も“宙ぶらりん”にさせこれからも反対続ける?……続ける
がいいさ!ーーその代わり、永年に亘って、他県民、多くの国民の‘怨み’を買
うことになるだろう。確かに、緑の木々-清らかな水溢れる自然は大事だ。
しかし、『人は、木と水だけでは生きてはい けないのだ。』
⑷最後に、“JR東海”にもう一度“カツ”を!
これだけ遅れて、この先もまだ数年遅れるとなると、完成したときには、もう、“リニ
ア”は、“目新しい”ものではなくなってる筈だ。どうする、JR東海!
この問題につき、元首相秘書官‘飯島勲’が、だれか「名案」を頼むと言ってる。
ならば、この‘じいじ’が「名案」とやらを出そうではないか。それは…………
………『速さのリニア から 見て楽しむリニアへの、発想の転換をする』 ………
❶「地下がダメなら地上に出よう」
両サイドを長野県と山梨県に挟まれ、ヤリのように狭く突出した渓谷の真ん中を
流れる大井川の上に石積 の橋を架けるのだ。スイスにある“レッド-アロー号”が走る
ような感じの橋を架けるのだ。
こんなに工事が遅れ、急ピッチでリニア技術を追いかけてくる中国のことを考える
と、「速さを競うことはあまり意味がない」……思わぬ難問題に遭遇して難工事に
挑戦(徐々にトンネル深度を浅くしていき地上に出る、JRの技術 なら出来る筈)して
何年かかけて成功すればその技術が世界的にアピールできると思うのだ。
何十年か後、リニア技術を世界に輸出しようとする時、平らかで直線的な工事ばか
リではない筈だ。山あり-河ありの現場で“静岡の経験”が役立つと言うものだ。
大井川の橋では『ゆっくり走る リニア』 、富士を背景に‘絵‘になるではないか。
静岡 県には「記念写真」を撮ろう と 国内外から観光客がワンサカと押し寄せる。
静岡県には決して悪い話しではない筈だ。
❷「案件を理解して貰い、支援して貰うためには?
“将を得んとすれば、馬を射よ” 将=静岡県知事 馬=静岡県民
JR東海よ!大井川に架けた優美な橋をユックリ走る“優美なリニア”の絵を静岡県民の
数だけ作り配布して広報-広告に全力を!そして県民の理解と支援を掴みとれ。
❸ ❶案もダメなら、JRさん! 腹を括ろう!……名を『JRみちのく』にして、東京都-
-東北四県-国交省に直談判して、東京都の一部を モギトッテ 、[都市機能一部移転と
リニア東北新幹線の敷設のセット]実現に向けて動こうではないか?
JRさん! 今度こそは、都民をはじめ、ルートにかかる県民には TV、ラジオ、ネット
やらポスター含め総動員して全力で広報-宣伝に務めよう!
そうなったら、微力ながら、じいじも、ポスター糊ずけのボランティアになろう。
今朝方、強い地震があった! 都市機能一部移転と速いリニアは早期に必要だ。
2023、05、11、 じいじ。